保湿化粧品に含まれている成分

女性にとって肌の美しさは重要なポイントで、化粧をする時も肌質によって仕上がりに差が出てくるでしょう。

それゆえ保湿化粧品を使用する人が多いですが、この時に成分内容を気を付ける必要があります。

一般的に保湿に必要と言われているのが「ケラミド」「コラーゲン」「ヒアルロン酸」になっていて、それぞれ役割が違っているので注意が必要です。

簡単に説明すると、セラミドは肌のバリア機能を助ける効果を持っていて、コラーゲンは肌の土台でハリを作りだし、ヒアルロン酸は肌の弾力を作り出すことができます。

それゆえ肌の状態に合わせて必須となる成分を含んでいる化粧品を選ぶことが重要なポイントになってきます。

これらは過剰に使用しても副作用などはありませんので、自分の肌質を知ってもっとも補う必要のあるものが多く含まれている化粧品を選ぶのが良いでしょう。

そのためには自分の肌にどういった成分が必要なのか、適しているのかを知る必要があります。

セラミドってどんな働きをするの?

健康な肌の角層の中では、角層細胞が何層にも重なっています。その細胞同士の隙間を満たしているのがセラミドです。

肌には、肌荒れのもととなる外部刺激から肌を守るための働きが備わっています。この働きを正常に働かせるための主成分がセラミドです。

この成分で満たされた肌は潤いキメが整い、乾燥やほこりなど外部からの刺激を受けても肌荒れしにくい状態です。

人間の肌に存在するセラミドは、大きくわけると7種類あり、それぞれに働きがあります。

1つめは水分保持力と肌を守る機能を持ち、外部の刺激から肌をガードします。2つめは肌に最も多く存在し高い保湿力を持ちます。3つめはうるおいを閉じ込める機能を持ちシワを防ぎます。4つめ、5つめは肌表面で外部刺激からバリアする層を構成し、それを維持します。6つめは水分を保持し、ターンオーバーの機能を正常に保ちます。7つめは細胞の増殖と肌に存在する菌のバランスを整えます。

この様々な種類がひとつになり、肌を守っています。

敏感肌とニキビの出来やすさに関連性はある?

オイリーではないのにニキビなどの吹き出物ができてしまう、という経験をする方は多くいらっしゃいます。

実は肌が刺激に対して過敏で荒れやすい敏感肌の方ほどオイリーな肌質ではなくても吹き出物ができやすいケースがあります。

肌が敏感な方は皮脂腺からの皮脂に分泌が少なく乾燥に傾いている事があります。皮脂の分泌が少ないことで、肌は水分を守るバリアー機能が低下しがちになり、水分はどんどん蒸発してしまい潤いが失われます。

そうすると紫外線やホコリ、外界からの刺激がダイレクトに肌に届き、炎症などの原因になってしまうのです。

これが敏感肌の方が吹き出物などの炎症を起こしやすくしてしまう関係の正体です。

このように吹き出物は皮脂の分泌が活発な方だけでなく、肌が敏感な方も起こしやすくなる肌トラブルなのです。

角質の代謝の乱れもニキビが出来る原因の一つ

また、肌が敏感な方は乾燥しているので角質の代謝が乱れがちになってしまいます。

肌は乾燥すると、角質が固くなり剥がれにくくなりますのでいつまでも古い角質が肌に残ったままになりますが、これは肌に汚れや不要物をそのまま残しているのと同じ状態になります。

するとこうした古い角質や汚れが毛穴や皮脂腺を塞いでしまうので、皮脂が詰まってしまい炎症を起こし、吹き出物の原因となってしまうのです。

さらに正常な肌は弱酸性に保たれていますが、肌が敏感な方は弱酸性ではなく、弱アルカリ性に傾いてしまうことがありますが、こうしたPHバランスの乱れがあることで、皮膚にいる常在菌のバランスが乱れて、ニキビの原因となるアクネ菌が繁殖しやすい状態を作り出してしまいます。

このように肌が敏感な方は乾燥して水分量が少ないことや、角質のターンオーバーが乱れてしまうこと、さらに肌のペーハーがアルカリに傾いてしまうことによって、より吹き出物ができやすくなってしまうことがあるのです。

こうしたことから、敏感肌の方は一層の吹き出物対策をする必要がありますのでまずは乾燥に傾きがちな肌に潤いを与えるスキンケアが重要です。

敏感肌向けのニキビ対策とおすすめのスキンケア方法

洗顔後の清潔な肌に化粧水をたっぷりとつけて潤いを与えます。この時、ヒアルロン酸やセラミドなど高保湿機能がある成分を配合するコスメを使うと効果的です。

手でつけずに、たっぷりとローションを染みこませたコットンで優しくパッティングすることで角質の奥まで潤いを与えることができます。

また、スキンケアの仕上げにはスクワランやオリーブオイルなどの美容オイルを一滴伸ばすことで乾燥を防ぐことができます。その上で週に1回程度、クレイパックで古い角質を穏やかにオフするスペシャルケアも効果的です。

古い角質を穏やかに取り去ることによって毛穴のつまりを防いでニキビの原因となる炎症を防ぐことができます。

また紫外線も敏感肌にとって大きな刺激となりますので、外出するときには必ずサンスクリーンで肌をガードすることで、シミしわ予防だけでなく、敏感肌のニキビ予防にもつなげていくことができるのです。

敏感肌を悪化させないためのポイント

敏感肌を悪化させないためには、肌に付くものを低刺激にさせるのが良いです。

新しい化粧品を使う時は、パッチテストを行います。太ももや二の腕に塗って絆創膏やガーゼを貼り、24時間放置します。

肌に赤みや痒みが出た時はそれを使わないようにします。顔や体の皮膚が敏感な人は、頭皮も同じように敏感です。よってシャンプーの成分も低刺激なものを使わないと悪化しやすくなります。

タウリン系やアミノ酸系で、天然由来の保湿成分が入っているシャンプーが適しています。フケ対策に良いとされるシャンプーは、洗浄力が強いことが多いので敏感肌には合いません。

メントールやアルコールを配合している場合も肌への負担が大きいです。シャンプーは洗い流す時に顔や体に触れるので、成分には注意しなければなりません。

衣服も肌に触れるものなので、バリア機能をより低下させる可能性があります。発熱素材や化学繊維の衣服は摩擦による刺激が大きいです。

シルクやコットンなどの天然素材で、常に清潔な状態を保ちます。洗濯をすると衣服の繊維1本1本の洗剤が残っています。

5回すすぎを行っても残ったという結果があるため、洗濯洗剤は石鹸成分や重曹などが良いです。

熱いお湯や長風呂は敏感肌の大敵なの!?

入浴でも注意点があります。熱いお湯や長風呂はバリア機能を維持するセラミドまで洗い流します。皮膚の水分量をこれ以上減らさないためには、38度~39度のお湯に5分~10分まで浸かるのが良いです。

水道水に含まれている塩素は、肌に刺激となります。セラミドを配合したり敏感肌用と書かれた入浴剤を入れるだけでも負担が減りますが、最も効果的なのはビタミンCを入れることです。

ビタミンCの原末は塩素濃度を限りなくゼロに近づけることができます。お湯を張り始めた時に原末を入れれば、入浴できる頃には塩素はほとんど含まれません。原末はインターネット通販で購入できます。

入浴後はボディローションやオイルで保湿を行い、タオルを優しく押さえるように水気を拭き取ります。浴槽を出ると水分はどんどん蒸発するので、できるだけ早く保湿します。

季節に応じたケアでより敏感肌対策を完璧に!

さらに、敏感肌の人は季節に応じたケアが必要です。特に季節の変わり目は敏感肌を悪化させる要因が多いです。

4月は花粉によって肌がアレルギー症状を起こしやすいので、メイクは花粉が付着しにくいパウダーファンデーションを使います。髪の毛にも花粉は付くので、シャンプーを丁寧に行います。

5月は春の気候や新生活のストレスで弱っているところに紫外線のダメージが加わります。SPF値が高くなく、アルコールや紫外線吸収剤を含まない日焼け止めを塗ります。

12月~2月は乾燥しやすいので、肌の水分量が減少します。室内の湿度は50%~60%が好ましいため、加湿器や観葉植物を設置します。

スキンケアでは保湿を重視しますが、冬は夏と比べると水分の摂取量が少なくなりやすいです。1日に水分は1.2L必要なので、ホットジンジャーやホットココアなどで体を温めながら水分補給します。